2020年11月23日月曜日

ストマジ 4スト化 その3 フロントフォーク周り

ここ辺りは意外と情報がない部分かもしれませんね
私の昔のHPが部分的に検索できるかな?
こちらに改めて残します。(少し長いかも。。。)

ストマジのフロントフォークは、
全盛期時には、NSR50用を組んでいた方が多かったんですね
当時は、社外品が販売されていました。(多分、ミクニさん)
ステムキットだったと思います。

実際にこの4スト化をしたのは、2005年の事で
既にこの当時にはステムは廃版になっており
オークションにて時々見かける程度でした
勿論、高額で取引されていたのを覚えてます

仕方なく、ワンオフで作る事になった次第ですね

※ 元画像が無くてHPに上がっていた物を使用しています。画質悪いです。

ステムの比較
上がストマジ用
下がNSR50用

ステムの大きさは、これ位違います
NSR用は既にシャフトを抜いてます

ここで、最大の注意点があります。
ストマジのシャフト系は、27㎜
NSR50 のシャフト系は、24㎜

ストマジのシャフト
ストマジのシャフトを細く加工

今回は、中間の26㎜に合わせて
双方を加工してもらいました
この加工が一番の難解かも知れません
この当時は、私の親父が汎用旋盤の職人だったので
色々と加工をしてもらいました。
もう定年で引退してしまったので、再製作は不可能かな。。
後にアップしますが、リアホイールも加工してもらってます。


NSR側
NSR側の穴を拡大加工

NSR側も26㎜に拡大して
肉厚が減りましたが、溶接でガッチリと繋げば大丈夫かなと
思いまして実行いたしました。 
実際に外れてませんが強度は?です。

仮組状態。

ここで一旦仮組です。
こうする事で溶接がグンと楽になります
溶接前に準備する事があります。
ハンドルストッパーの位置を出しておきます。

 
ハンドルストッパー位置出し。

ストマジのストッパー位置を決めて行きます
NSR50の
ストッパーをサンダーで削り落とした状態です。

     
穴加工。

赤いラインが少し見えてますね

こんな感じ。

ストッパーの位置を確認してます。

      
ストッパーに利用した物。

ストッパーには、建築で使われる
ステンレス製のグリップアンカーを切断して利用。
これは、溶接ではなくてボルトで止めてます。

     
本溶接の準備。

シャフトとステムを組んだ状態です
この内側を溶接していきます。

 
下手くそなのは、置いといて。。

溶接にてくっ付けた訳ですが、
この時って家庭用の100Vの溶接機を使ってまして
パワーが足りないんで、苦労しました。。
(この後にインバーター式を奮発して購入したんだっけ。)

まあ、ザックリなんですがこんな感じだった気がします。

この次は、トップブリッジの加工になります。